この記事で伝えたいこと
・物件HPで目立たない情報が実は重要
・ストリートビューで周辺環境チェック
・口コミサイトは意外な発見がある
マンション・戸建のモデルルーム販売員を
10年以上やっている不動産販売レディです。
新築マンションを探していて、
スーモなどの不動産情報サイトで
興味のある物件が見つかったら、
希望の部屋を手に入れる為に、
すぐに行動を開始すべきです。
とは言え、何の情報収集もせずに
モデルルーム見学に行ってはいけません。
モデルルームは様々な演出により、
「こんな所に住みたい！」と、
ときめいてしまい、
冷静な判断を奪ってしまうからです。
下記でモデルルームで行われる演出について解説してます
ここで、十分に予習をしておけば、
知りたい事、気になる事が明確になり、
モデルルームの演出に惑わされる事なく、
的確な判断ができます。
本記事では、
モデルルーム見学前の予習に必要な、
情報収集のやり方について解説します。
目立たない「物件概要」が重要
物件公式HPのトップページは華やかです。
コンセプト、アクセス、共用施設等、
様々な内容が所狭しと記載されていますが、
チェックする所はここではありません。
重要なのは、
HP画面の上か下に小さく表示されている
「物件概要」です。
物件概要を開くと、他のページの様に、
色どり鮮やかな画像や動画は無く、
文字が羅列された地味なページが殆どです。
しかし、ここに重要な情報が
記載されているのです。
以下に示す項目について確認し
気になる点や、分からない点をメモして、
モデルルーム見学時に質問します。
現地に行く前に周辺環境を確認
周辺環境チェックも
現地に行く前にする必要があります。
その理由は、何の予備知識無しで行っても
得られるものは少ないからです。
事前調査をすることで、
気になる点が必ず出てきます。
その上で、実際に現地を見ることで、
効果的に周辺環境を知ることができます。
対象の物件がスーモに掲載されていれば、
googleマップと連携しているので、
周辺地域の画像を簡単に見る事ができます。
※現地周辺画像を見る方法は記事の最後に記載
もし、掲載されていない場合は、
物件概要の住所から検索します。
googleマップのストリートビューは、
周辺環境の様子が非常に良く分かります。
しかも、過去の画像も見る事ができるので、
現地に以前何があったかもわかります。
ここで、必ず確認すべき場所があります。
不動産広告の現地案内図で、
図のように物件名表示で隠れた部分です。
少なくとも、
公園や学校などアピールしたい部分を
表示で隠れるような事はしないです。
もしかしたら、その隠れた部分に
嫌悪施設があるかもしれません。
嫌悪施設とは、一般的には墓地や
火葬場が該当しますが、消防署や工場も、
人によっては避けたい施設です。
契約時の重要事項説明で、
初めて知ることが無いようにして下さい。
口コミサイトを上手く活用
新築マンションの口コミサイトで有名な
マンションコミュニティ
は、物件毎に設けられた掲示板で
購入検討者同士で情報交換ができます。
このような口コミサイトによって、
地域住民しか知らない道路事情や学校情報、
モデルルーム見学者の感想がわかります。
情報の真偽のほどは定かではありませんが、
自分では思いもしなかった視点に
気づくことができます。
私が担当した物件の口コミを見たところ、
勘違いや、間違った情報は確かにあります。
しかし、その中に、我々プロから見ても
「なるほどね～」と関心するような
コメントも存在するのです。
これらの情報を鵜呑みにしてはいけませんが
参考として知っておいて損は無いです。
気になる点があれば見学の際に質問したり、
自分で調べて納得するようにして下さい。
スーモを使った現地調査方法
スーモ掲載物件の場合、
googleマップのストリートビューで
現地周辺画像を確認できます。
1.「物件TOP」タブを選択し、
物件概要の「地図を見る」をクリック
2.地図が表示されるので「現地」を選択し
人型アイコンをクリックしまま
現地付近に移動させる
3.ストリートビュー画面になるが、
このままだと見にくいので、
「googleマップで見る」をクリック
4.googleマップが開く
画面左下に地図が表示されるので、
広げるために四角枠マークをクリック
5.画面下半分が地図になり、
アイコンを移動させると連動して
上半分の画像も切り替わる
6.過去の画像を見る時は
左上の時計マークをクリックすると、
過去に撮影された画像が表示される
★不動産広告のアピールポイントに隠された
その物件が持つ欠点について解説しています
★販売員が教える
モデルルーム見学のポイントです。
★良い物件を見つけるために必要な
販売前の情報を入手する方法を解説してます
