この記事で伝えたいこと
・2時間の見学時間は1時間に短縮可能
・来場後のアンケート回答時間を短縮
・授乳室が使えない場合も想定
・ベビーカー利用なら事前に伝える
小さい子連れでのモデルルーム見学は、
従来はキッズルームが用意されており、
見学中は保育士に預けることができました。
しかし、コロナ禍により、
託児サービスの提供は停止されています。
見学時間は2時間程かかるため、
子供連れの見学者の方は
色々と苦労しているのをよく見かけます。
見学に集中できるようにする為には、
事前に準備をしておく必要があります。
そして、子供が飽きてぐずってしまう前に
短時間で見学できる方法があります。
本記事では、小さい子連れで見学する際に
用意しておくと便利な持ち物と、
短時間で見学できる方法を紹介します。
子連れ見学時に役立つもの
<お菓子>
ジュースは出ますが、
お菓子等はありません。
子供が自分で食べることができ、
手や周りを汚さないお菓子を用意します。
但し、食事を禁止している所もあるので、
予約時に確認しておきます。
<玩具>
キッズルームが使えないので、
玩具や絵本もありません。
ゲーム機など一人で遊べる物を用意します。
スマホの動画を見せている親も見受けます。
<授乳ケープ>
授乳室が準備されている所もありますが、
1部屋しかない事が殆どです。
使用中だと20分程度は使えないので、
その場合を想定し、
授乳ケープを準備した方が良いです。
携帯ミルクが可能ならそれもアリです。
効率よく短時間で見学する方法
見学時間は通常2時間程かかります。
このため、上記の準備をしたとしても、
小さい子供は飽きて、ぐずったりします。
なので、できるだけ効率よく見学し、
短時間で終わらせる必要があります。
それには、
以下の事を事前にすると効果的です。
<予約時に1時間コースを希望する>
通常の半分の1時間で案内は可能です。
但し、予約時にお願いします。
その理由は、
販売員は予約時の情報を基にして、
案内プランを立てておくからです。
なので、当日いきなり言われても、
適切な案内ができなくなります。
見学時間を半分にした場合、
どこがカットされるかと言うと
現地の行政サービスや学校などの
説明が省略される事が多いです。
そのため、見学当日までに
物件公式HPの内容をよく見て
事前の予習をしておきます。
<ベビーカー利用の旨を伝える>
ベビーカーごと入りたい場合は、
予約の際に伝えておきます。
そうしないと、商談エリアは
予約人数に応じた席の割り当てをするので、
ベビーカーのスペースが無い事があります。
また、エアコンの風に当たりたくないなら、
吹き出しが当たらないようにしたい等も
伝えておくと良いです。
親などが急に一緒に行く事になった場合も、
すぐに人数変更を連絡するようにします。
他のスペースは他の客に割当て済なので、
急な変更に対応することができません。
無理矢理狭い所に座ることになるので
注意して下さい。
<アンケート回答時間を短縮>
来場時に必ずあるアンケートですが、
書き終わらないと案内は開始されません。
このアンケートの記入に
10分以上かかっている客が多いです。
そして、やっと記入が終わっても、
すぐに営業マンは出てきません。
回収されたアンケートの内容を見て、
営業マンは上司と戦略を練ってから
接客に行くからです。
営業マンが出てくるまで、
既に15分程経過してしまいます。
アンケートの内容はどこも同じなので、
事前にメモする等して、
直ぐに記入できるようにします。
以下の項目は、アンケートの質問で
事前に調べておくと良い項目です。
・現在の住まい
賃貸:広さ○㎡、間取り、居住年数、家賃
持家:上記に加え、建物・土地面積、残債、購入額
・希望条件
家の向き(東西南北)、間取り、土地○㎡、建物○㎡
・予算
○万円、返済希望額:月○万円、ボーナス時○万円
・収入(夫婦とも)
年収、勤続年数、勤務先、確定申告の有無、自己資金
<トイレはアンケート記入中に交代で行く>
アンケート記入が終わっても
営業マンが来るためには、
もう一つ条件があります。
それは、夫婦で来場した際、
2人が揃って着席していることです。
例えば妻がトイレに行っていたら、
戻るまで、営業マンは挨拶に行きません。
(そのようなルールがある大手不動産会社が多いです)
営業マンは最初の挨拶は
顧客の信頼を獲得する為、
非常に重要視しています。
このため、夫婦が揃った状態で
必ず行くようにしているため、
実は揃うのを待っている事が多いです。
なので、トイレはアンケート記入中に
交代で行くようにして、
記入後は夫婦が揃った状態にして下さい。
<記入が終わったらスタッフに声をかける>
アンケートも終わり、夫婦も揃いました。
営業マンが来るまでスマホでも見るか。。。
しかし、スマホを見る客を見たスタッフは、
『アンケート回答の為に調べているかも?』
と迷って声をかけられないのです。
アンケートが回収されないと、
当然、営業マンは来ないので
見学開始が更に遅れることになります。
なので、記入が終わったら
スタッフに声をかけて下さい。
<物件HPの内容を熟知しておく>
来場時のアンケートにある選択肢で
「HPを見て来た」を選択すれば、
既に知っている内容を聞く手間が省けます。
また、疑問点をまとめておくことで、
販売員との話し合いも効率よくできます。
<タクシー代が出るか確認する>
駅から離れたギャラリーの場合、
タクシー代が出る場合もあるので、
確認しておきます。
モデルルームから帰る時も
聞くようにして下さい。
販売員は買う可能性が低い客の場合、
自分からタクシー代出ますとは言いません。
子連れ見学時は事前準備が大事
子供連れでの見学では、
お菓子や玩具を用意することで、
見学に集中できるようにします。
そして、短時間で快適に見学するためには、
事前予約をしておき、
その時に、人数やベビーカーの有無等、
必要な事を伝えておきます。
また、HPで事前に疑問点をまとめておけば、
話し合いを効率よく進められます。
夫婦で来場の際、子供がぐずった時、
妻が対応している間、夫だけが説明を
聞いている光景をよく見かけます。
妻の方が見学や質問を十分にできないと、
後になって、その物件にするか決める際の
判断ができなくなってしまいます。
また見学すれば良いと思うでしょうが、
一般的に3回目には購入を決めています。
もちろん、何回でも見学は可能です。
しかし、その間にも希望の部屋や
区画が契約されるかもしれません。
1回目だからと適当に考えずに
見学に支障が生じないように
事前準備をして行くようにして下さい。
<良い物件を見つける方法を紹介してます>
<モデルルーム営業マンの裏事情解説です>