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【家選び】建売 注文住宅 どっち?両方住んで得た結論

家探し
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この記事で伝えたいこと

・家は一生に一度の買い物では無い
・建売は70点の家を探すのがベスト
・経験値を上げてから注文住宅を建てる

建売住宅と注文住宅どちらにするか?

この問題のセオリーな答えは
『人によって違う』です。

しかし、このブログを見に来た方は、
そんな答えを求めていないでしょう。

私は両方に住んだ経験から、
『建売に住んでから、注文住宅にする』
を提唱します。

そんなの無理!と思うかもしれません。

もちろん、必ずできるとは言いませんが、
絶対不可能な話ではありません。

どうしても注文住宅が欲しいのであれば、
それで進めれば良いのです。

でも、迷っているのなら、
まずは建売に住むべきです。

その理由ですが、戸建に住んだ経験なしで、
後悔の無い注文住宅を手に入れるのは、
難易度が高いからです。

『家は一生に一度の買い物』
という固定観念に囚われていては、
理想の家を手に入れることはできません。

本記事では、理想の家を建てるため、
最初は建売が良い3つの理由を解説します。

建売の方が後悔しにくい

そもそもですが、
建売で満点の家は無いです。

場所、日当たり、間取り、外観など
あなたの希望を全て満たす物件は
残念ながら、この世に存在しません。

それは、注文住宅でない限り、
不動産会社はあなたの希望を
聞いて建てた訳では無いからです。

逆に、あなたの好みを100%反映した家は
他の人には不都合な家になります。

あなたにとってベストな間取りだとしても、
カスタマイズされ過ぎていると、
大多数の人にとっては使いにくいのです。

このため、不動産会社は万人受けする
標準的な間取りの家を建てるのです。

だから、
建売を探す際は満点でなく70点の家を探す
ことをお勧めします。

妥協した事に後悔するかもしれませんが、
満点で無いことを承知の上で購入するので、
それほど大きな後悔にはなりません。

しかし、注文住宅は違います。

自分の希望を全ていれる事が可能なので、
当然、満点の家を目指すことになります。

それだけに建てた結果、
満点でないと分かった時は
かなり後悔することになります。

70点で買った家が80点になる

購入時70点だった建売が
住んでみたら80点になる事があります。

これは、住む前は不満だと思った点が、
実は良かったと気がつく為です。

私の場合、2階に風呂がある物件を見た時、
風呂は1階という固定観点があったので、
水漏れや使い難さを懸念していました。

しかし、住んでみたら非常に便利と分かり、
注文住宅では風呂を2階にして大満足!
という結果になりました。

2階風呂のメリットは下記記事で解説しています。

これは、最初から注文住宅にしていたら、
絶対やらなかった事です。

住む前は不安を感じた間取り、住宅設備も
実際に住むことで、
その良さを理解できる事もあるのです。

注文住宅を建てる時は、
経験も無しに先入観や他人の感想で決めると
後で後悔することになります。



建売なら2軒目を建てやすい

あなたにとって70点の家なら、
多くの人にも70点の物件になります。
従って、その家は売れます。

自分には満点では無かったとしても
誰にとっても70点となる物件を選ぶ事で、
結果として資産価値が維持できるのです。

このことは、次に注文住宅を建てる際の
大きな資金源
となります。

建売はコストパフォーマンスが良いので、
一軒目の購入時の負担が、
注文住宅より少ない
のも大きいです。

これが、最初から注文住宅にすると、
そうはいきません。

注文住宅は満点の家にした事が原因で、
人気の無い物件になってしまうからです。

中古物件を見ると、
『大手ハウスメーカーで最高級の建材使用』
等を謳った注文住宅をよく見ます。

しかし、外観や間取りが特殊すぎて
なかなか売れないというのが実情です。

建築時はかなり高額だったので、
売値もそれなりに設定していますが、
他の人にとっては
70点にもならない魅力の無い家なのです。

資金と経験を得ることで、満点の家が手に入る

最初の戸建ては建売にすることで、
後悔するリスクが低減できます。

そして、実際に住んでみないと分からない
知識と経験を得る事で、2軒目を建てる際の
貴重な判断材料になります。

また、購入時の金銭的負担も比較的小さく
しかも資産価値が低減しにくいことから、
2軒目を建てられる可能性がアップします。

住んでいる間に気に入れば、
そのまま住み続けるのもよし、

お金が不足するなら、
部分リフォームという手もあります。

もし、別の土地に移りたいというのなら、
賃貸や社宅に住んでいる訳では無いので、
じっくり土地探しができます。

土地探しから初めて、
ハウスメーカーも選定となると
十分な時間を確保することが必要です。

満点の家は2軒目で実現できます。
遠回りに見えますが、これが最も確実です。

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