この記事で伝えたいこと
・内開き窓以外のどんな窓にも設置可能
・格子を収納すると目立たず美観を維持
・15年以上利用した感想と防犯効果
我が家の1Fリビングにある大きな腰高窓が
外開きタイプで外格子がつけられない事から
収納式の内格子をつけた感想と効果について
15年以上利用した経験を基に解説します。
※本記事は防犯対策の一例を紹介するものであり、
泥棒の侵入防止を保証するものではありません。
窓ガラス破りを未然に防げる
泥棒の侵入経路の約6割は窓からであり、
ガラスを破って入ってくることから、
シャッターや雨戸のない窓が狙われます。
対策としては、外格子の設置や、
防犯フィルムを窓に貼ったり、
防犯ガラスに交換する等があります。
しかし、外側に開く窓は外格子をつけると
開閉が制限され、美観も損ねてしまいます。
防犯フィルムやガラスは侵入防止ができても
ひび割れた窓は交換が必要になるため、
結構な損害になってしまいます。
この室内から取り付ける後付けの格子は、
外から見た時に威圧感があり、
泥棒のやる気を失わせることで、
窓の損傷も未然に防ぐことができます。
格子はシャッターの様に畳んで収納でき、
室内外から見ても目立たなくなります。
格子はディンプルキーでロックできるので、
安心して窓を開けたまま換気できます。
この格子を設けることで、美観を維持しつつ
換気と防犯を両立することができます。
収納式室内格子の種類と費用
我が家で取り付けた格子は次の製品です。
室内取付け型防犯格子 防衛くん
(「防衛くん」で検索すると紹介サイトが出てきます)
製造・販売元の日本ロックサービスは、
防犯製品を扱っており、防衛くん以外にも
窓に追加でつけるカギつき補助錠を
我が家の掃き出し窓で使っています。
防衛くんの見積依頼や購入については、
紹介サイトにある販売施工代理店一覧にある
最寄りのお店から依頼できます。
格子は窓の寸法に合わせて製作するので、
内開き以外の窓なら設置が可能です。
格子の開く向きは次の4種類から選べます。
格子の色はシルバー、ブロンズ、
ステンカラーの3色から選ぶことができ、
我が家ではシルバーを選択しました。
取り付けたのは1Fの両開き窓で、
サイズは高さ150cm×幅117cmです
工事は業者が採寸に来てから16日後に
行われ、半日程度で終了しました。
費用は工費込みで10.1万円でしたが、
消費税5%の15年以上前の価格なので、
現在は15万円程度かかると思います。
防衛くんを利用した感想と効果
取り付けた見た目ですが、威圧感は十分で、
窓破りを断念させることができます。
上下に伸びる格子はジョイントによって
左右の格子と接続されているため、
格子を押すと多少ガタガタ揺れるのですが、
これが格子を掴んで曲げたりにしくく、
音が出ることから、格子を壊しにくいです。
格子同士を繋ぐジョイント部分については、
外側と内側の2つから構成されています。
外側の材質はステンレス製で固いですが、
内側は少し柔らい樹脂製となっています。
これは、閉じる際に指を挟んでしまった時、
衝撃を和らげ、格子の内側は丸みがあるので
指を逃げやすくしています。
格子を設定した時の見た目については、
レースカーテンをすれば気になりません。
我が家は、最初は外出時や夜間だけ
格子をしてましたが、気にならなくなり、
今では常に格子を設定した状態のままです。
閉じた格子が気になる場合は、
壁に戸袋の設置が可能であれば、
写真のように隠すこともできます。
耐久性については、
設置から15年以上経過していますが、
錆びることもなく綺麗です。
肝心の防犯効果ですが、設置してから
これまで、泥棒の被害はありません。
店舗ではよく見かける内格子ですが、
一般住宅では珍しいことから、
防犯意識が高い家と印象づけ、
この他にも防犯対策があるかもしれないと
思わせることで、十分な抑止力となります。
★ベランダへの侵入防止のため、
雨樋に忍び返しを取り付けた感想です。