【注文住宅】完成まで気づかず後悔した住宅設備5選 | 3回住み替えてわかった理想の住まい
PR

【注文住宅】完成まで気づかず後悔した住宅設備5選

家作り
記事内に広告が含まれています。

この記事で伝えたいこと

・現在、住む家の設備を当然と思わない
・図面や仕様に載らない設備に注意
・同仕様の家があれば必ず見学する

注文住宅が完成して入居した時に、
初めて気づく事が多々ありました。

それは、今まで住んでいた家では
あって当然と思っていた物が
無かったり、違ったりする事でした。

家の仕様を決める際は、キッチンや風呂など
目立つ部分に気が向かいがちになります。

しかし、普段殆ど気にしない小さい部分でも
無かったり、これまでと違うものだと、
不便だったり、気になったりするものです。

本記事では、完成時まで気づかず、
後悔した住宅設備5選について解説します。

ドアストッパーがダサい

完成した家を見た時に、最初に思いました。

学校の教室にあるような古臭いタイプで、
センスの欠片も無く、愕然としました。

これまで住んでいた家のドアストッパーは、
目立たないフラットなタイプでした。

そのため、これまで住んでいて
意識することがありませんでした。

このような細かい設備については、
図面や仕様にも載っていないし、
そこまで気が回りませんでした。

更に、とどめを刺したのが、
トイレのドアについていた扉止めです。
ドアからゴム付きの金属棒が伸びてました。

180度ドアが開く場合のストッパーですが、
ドアから飛び出た金属棒が格好悪いです。

前の家はアームストッパでした。
伸縮するので、閉じた時は見えません。

ドアストッパーは全てのドアにつくので、
小さい設備ですが、影響度が大きいです。

防水パンが無い、又は小さい

洗濯機の下に敷く防水パンがありません。
依頼したら小さいサイズがつきました。

マンションには必ずあるのですが、
戸建の場合、大手不動産会社の建売で
見かける程度で、ほとんど無いです。

つけない理由は1階だからという事ですが、
排水ホースから僅かな水漏れが発生すると、
気づかずに床が傷む恐れがあります。

防水パンの標準サイズは奥行640㎜で、
幅が640、740、800の3タイプ
があります。

幅640の小さいサイズだと、
ドラム式などで入らない場合があります。

ここは配置可能なら800にするべきです。

最近は掃除が楽な上げ底タイプもあるので、
おすすめです。

洗濯機用水栓は保守性を考慮

これは暫く経ってから分かった事ですが、
洗濯機用水栓は、
壁に埋込みタイプはやめた方が良い
です。

理由は、蛇口を開けっ放しにしてところ、
固くなって閉められくなりました。

このタイプはハンドルが掴みにくく、
回す時に力が入り難いです。

ハンドルが壁に埋め込められている為、
ペンチなどの工具も入りません。

仮に入ってもハンドルが樹脂製なので
無理に回すと壊れてしまいます。

業者に聞いたところ専用のツールがないと
対応できない
と言われました。

このような埋込み型は
見た目はスッキリして良いのですが、
部品がメーカや機種で異なり、
すぐ修理できません。

従来の蛇口で洗濯機用ニップル付きが
一番良い
という結論に達しました。

蛇口が壁から飛び出すので、
大きい洗濯機を置いてもぶつからないように
蛇口高さを130㎝にすれば問題ありません。

また、前の家では、
お湯も出る混合水栓だったので
当初、この家もそうしようと考えました。

しかし、液体洗剤が主流となった今は
水でも洗剤の溶けが十分良いので、
お湯が無くても問題ない
です。



インターホン子機が昭和風

インターホンが2階にも聞こえるように
2階廊下についていたスピーカーです。

昭和を思わせる古いデザインのため、
周りから浮いた存在になってしまいました。

1階の親機はスタイリッシュな形状なのに、
子機だけ昭和なデザイン
なのは何故?

このスピーカーは、依頼したものでなく、
標準仕様で最初からついていました。

図面にはスピーカー配置の指示が
確かに載ってました。

親機はカタログで確認したのですが、
スピーカーの型名記載はなく、
全く意識していませんでした。

最近のインターホンは
スマホ連動もできるので、
正直、要らなかったです。

トイレ収納棚の開閉方向が逆

トイレットペーパーを入れておく
壁に埋込み式の収納棚ですが、
扉の開閉方向に問題がありました。

便座側に開く仕様だったため、
トイレに座った状態だと扉を開けた時に
扉が邪魔でトイレットペーパーが
取り出せないことが判明。

この棚は上下を逆に取り付けることで、
左右いづれの方向にも開閉できます。

なので、施工前に指示できれば、
なんの問題もなかったのです。

しかし、図面には
トイレ収納棚の開閉方向まで記載が無く、
気がつきませんでした。

このため、棚などの開閉するものは、
開閉方向や、戸当たりが確認できるように
全て図面に記載するようにすべき
です。

必要なら扉がぶつかる部分に
涙目をつける指示をします。

涙目:透明な樹脂でできた緩衝材、
   涙のしずくの様な大きさと形状をしている。

図面に載らない設備に注意

今回紹介した5点は、小さな事であり、
人によっては気にしないかもしれません。

しかし、気になる点は人それぞれなので、
住んでから後悔することのないように
以下の事を意識しておくことが大事です。

・今住んでいる家の設備を当然と思わない
 今まで住んでいた家の設備が、
 あって当然と思わないようにします。

・図面や仕様に載らない設備に注意
 収納扉等、開閉方向が図面に
 記載されていない場合は必ず確認します。

 そして、扉が壁にぶつかる場合は
 涙目をつける
ように指示します。

・同仕様の家があれば見学する
 これが一番効果的な方法です。

実物を見ることで、
気になる点に気づくことができます。

住宅展示場のモデルルームは、
ハイグレードのオプションだらけなので
参考になりません。

完成見学会があれば、
現実的な標準仕様のものが確認できます。

コロナ禍でWEB見学会だとしても、
十分参考になる筈です。

また、大手ハウスメーカーならば、
建売住宅も分譲している場合があります。

標準仕様で建てられたものが多いので
参考になります。

信頼できる施工会社を選ぶ

注文住宅は自分で決めることができる反面、
その分、後悔する可能性が高いです。

上記の注意点を心がけると共に
信頼できるハウスメーカーを
見つける事が大切です。

メーカー選びは重要な決断でありながら、
家作りの初期段階で行います。

このため、十分な情報と知識が無いと
正しい判断ができません。

下記記事で、ハウスメーカー選びで重要な
事前の情報収集方法
を解説しています。

3回住み替えした経験から学ぶ
理想の家を建てるノウハウ集です